生木地蔵(いききじぞう)

歴史と文化

生木地蔵
いききじぞう

生木地蔵
生木地蔵

樹齢1200 年と推定される胸高周囲10m、樹高30m の大楠の中に、身長150cm のお地蔵さまが彫られています。
近隣の人々から「生木の地蔵さん」と呼ばれています。当地の住人森安利左衛門が、天保7 年に一人娘の病気平穏を祈願し、四国八十八カ所を参拝した後、伊予の丹原で大木に掘られた仏像に心をうたれて彫り上げたものです。病弱だった娘は99 才までの長寿を全うしたそうです。生木の地蔵さんに願い事をすれば叶うと言う知る人ぞ知るパワースポットとなっており、県外からも多くの参拝者が訪れています。

所在地

香川県観音寺市大野原町大野原1208